良いワインを造るには、良いぶどうが必要です。果皮が色づいて糖度がのり、酸味とのバランスが丁度よくなった頃を見計らって、ぶどうを収穫します。
収穫後は、18kg入りコンテナに入れ、仕込み場まで運びます。
赤ワイン専用ぶどう
白ワイン専用ぶどう
ワイン仕込みのスタートです。
ぶどうの茎は青臭い匂いや苦味をワインに与えるので、破砕する前に取り除きます(赤・白共通) 。
白ワインは黄緑もしくは薄紫色のぶどう、赤(ロゼ)ワインは黒ぶどうを用いますが、アントシアニン(赤色色素)の薄い黒ぶどうでも白ワインを造ることができます。
醪(もろみ)
この画像は茎を取り除いた赤ワイン専用ぶどうを破砕し、タンクに送り込んでいるところです。赤ワイン仕込みは白ワインの「果汁発酵」と違い、皮、実、種、を一緒に発酵させる「醸し発酵」で行います。
搾 汁(さくじゅう)
茎を取り除いた白ワイン専用ぶどうを破砕し、プレス機に送り込んで搾ります。プレス機の圧力をかけないで自然に流れ出る果汁をフリーランジュース(画像下)と呼び、きれいな酒質の白ワイン用に発酵させます。
発酵(はっこう)…赤
醪に酵母を添加して2、3日すると「グツグツ」と沸騰しているような音が聞こえてきます。それが発酵の始まりの音です。
私たち造り手はこの音を聞くと一安心です。
この画像の作業は”ポンピングシャワー”といい、タンク下の呑口から液を抜き、ポンプで循環させます。この作業の目的は、液を果皮にかけアントシアニンを抽出させることと、醪表面の雑菌汚染防止です。発酵期間中は毎日行いますが、ボディのしっかりした赤ワインほど長く行います。
なお、ロゼの場合は醸し期間を短くし早目に圧搾(次の過程)します。
圧搾・後発酵(あっさく・こうはっこう)
発酵が進みアルコールが生成され、色もついてきたら果醪(かもろみ)をタンクから出し、プレス機で搾ります。搾った発酵液(つまりワイン)はタンクに戻し、後発酵させます。
場合によって乳酸発酵(MLF)も行います。
発酵(はっこう)…白
白ワイン仕込みは、搾った果汁に酒母を添加し「果汁発酵」を行います。ゆっくり低温で発酵させるとフレッシュ&フルーティな白ワインに仕上がります。この画像は発酵4日目。発酵が一番盛んな時です。
「シュワー」という音がします。
発酵停止・澱引き(はっこうていし・おりびき)
発酵が終わるとタンク下部に澱(沈殿物)が沈みます。澱はワインに雑味や不快臭を与えるので取り除きます。
逆に、澱から出る旨味を利用するシュール・リー製法という特別な醸造法もあります。
熟 成(じゅくせい)
新酒(ヌーヴォー)のように熟成を必要としない早飲み用のワインもありますが、ほとんどのワインは熟成を必要とします。樽または瓶の中でワインたちは静かに熟成していきます。 定期的にテイスティングをして、香味の変化をチェックします。
濾過・瓶詰め(ろか・びんづめ)
私たち造り手の満足のいくワインに熟成したらきれいに濾過(画像左)をして濁りを取り除き、1本1本愛情込めて瓶詰めします(画像右)。 この瓶詰めも手作業なのでなかなか大変です。
ラベル貼り
ラベル貼りは、娘に花嫁衣裳を着させ、お嫁に出すのと似ております。当ワイナリーの場合、ほとんどが手貼りなので1枚1枚丁寧に貼っております。
出荷
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販売
出来上がった商品は、地元の小売店さん、スーパー、観光地などで販売してます。
遠方の方には地方発送になります。
当ワインショップに来て頂くと、全種類の商品がございます。試飲も出来ますので、スタッフにお申し付けください。
ぶどうの季節が、ワイン仕込みの季節でもあります。
8月〜11月まで仕込みで忙しいですが、毎年おいしいワインを造るべく頑張っております。
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